取付前
【取付前の全体の様子】
車体は大きいのでどこへでも取付されるだろうと思っていましたがほとんどが曲線ラインで構成されているためコントローラーを直線状にセッティングする場所がありませんでした
リグ本体(TM-841S)は運転席シート下へ格納
代用アングル
【取付方法の思案】
どうしても直線的なラインがないので�紊亮命娠Δ砲△襯譟璽澄蔀誼竜，離▲鵐哀襪鯊緲僂垢襪海箸砲靴泙靴�
これなら水平角度調整は可能です
本体との固定ネジが1箇所だけになるので間に薄手のゴムマットを挟み込むことで簡単に動かないようにしています
取り付けてみるとまるで専用アングルのように決まった！(^^ゞ
これで360度思うがままに角度調整が可能です
リレー取付
【30Aリレー】
電源ラインはバッテリー直が基本中の基本
途中に4極型30Aリレーを挿入しACC-ONで通電するようにしています
エンジンからの熱対策として配線類は全てスパイラルチューブとコルゲートチューブで覆ってあります
ACC電源
リレーのACCラインには室内ヒューズBOXから取り出し専用のヒューズを入れ＋電源を取っています
この際はBOX側の＋電極の出ている方とヒューズに取り出し線が付いてる方とを合わせます
DCターミナル
【自作 DCターミナル】
バッテリーから上記のリレーを経由して配線してありセカンドシート足元に設置してあります これは大変重宝しており短時間の移動の際はここからRIGの電源を取ってます Y端子を接続するだけなので簡単です
バッテリーからの電線には太い5.5sqを使用し内部も5.5sq線で配線してあります
ANT取付
【DIAMOND K9000電動基台】
ルーフレールに電動基台を設置 薄手のゴムをレールに巻いてから取り付けます 0〜90度を4秒で動作
ワンボックスタイプは車高があるため立体駐車場への出入りには重宝しています
スライドドアからテフロン同軸、基台電源、アースラインのケーブル3本を引き込んでおり全てスパイラルチューブで保護しています
アースラインだけシルバー色で浮くので黒色スパイラルを巻いて色を統一させています
ANT格納
【90度ANTを倒した状態】
最大限に倒すとちょうどルーフレールに沿ってANTが見えなくなります
短めのANTにしているのでこの状態でもリアハッチの開閉に問題はありません
隠れることでANT盗難等の被害を防げるかもしれません
ANT動作
SW-ONでこのように立ち上がります
約4秒で動作が完了します
ケーブル引込
【車内への引き込みの様子】
車内へはテフロン同軸、基台電源ラインの2本を引き込みアースラインは車体外側を這わせてドア受け金具に接地してあります
�莠崑里繁豹絅乾爐隆屬坊箚屬�あったのでそこから引き込みます
�薜�き込み部分の拡大写真
�茱螢阿榔薪樟淵掘璽伐爾覆里撚�の内張りを外してケーブルを引き込んで行きます
��2ndシートステップ部分も外して更に引き込んで行きます ここは特に負荷がかかる可能性があるので更にコルゲートチューブで覆い保護しています
�茣�存のケーブルと引き込みケーブルを綺麗に這わせ余った長さがないように調整します
�薀好謄奪徂�分を元に戻せば引き込みは全て完了でこの水平部分の引き込みをクリアすればリグまでのケーブルは完全に見えなくなっています
ケーブル引込完了
2ndシートと3rdシート間にある内張りの裏側を同軸ケーブルと電動ANT基台の電源ラインを通しています
車内から配線は全く見えません(^^ゞ
アース処理
��1本の単独線がアースラインで車体外側を這わせています 【車体上部より撮影】
�薀◆璽好薀ぅ鵑魯好薀ぅ疋疋⊆�け金具へ接地します
マフラーアースも触媒付近と消音器付近の2ヶ所から専用線を用いて施工してあります
インターフェア対策
AMラジオの低周波数帯域にノイズが出ていたため原因を探るとレーダー探知機だった DCコードにフェライトクランプを挿入することでかなり改善されました
コントローラー
セッティング
【コントローラー取付の様子】
角度のあるところへも代用アングルによりこのようにセッティングできました
コントロールケーブルは前に持ってくると何かと邪魔になるので背面のパネルとガラスの隙間を利用して引き込んでいます ケーブルはスパイラルチューブにより保護しています
超強力両面テープにより貼り付けてますが貼る前には内装の油分等をリムーバーにより綺麗にふき取って接着効率を高めてます
仕上げはケーブルをインシュロックでダッシュボードに固定します
�薛� ダッシュボード上の配置状況
【車体上部より撮影】
UP/DOWN
コントローラー
電動ANT基台 UP/DOWNコントローラーはマジクロスを使ってパネルに固定しています
配線引き回し
ダッシュボード上からのコントロールとSPライン、電動基台電源ラインは運転席側のステップ下を通ってシート下のリグまで配線してあります
負荷の掛かる可能性がある部分にはコルゲートチューブを覆って保護しています
実際に配線が見えているのは�薛腓�3cm程度で後の配線は全て隠れています
シート下
�茱螢伊楝� (TM-841S)を運転席下に配置
コントロールケーブルとマイクケーブルが出てます
�薀螢闇慳未砲�144/430/1200MHzトリプレクサCOMET CFX-4310Cを装備
車内スピーカー
【TRIO SP-40】
ちょうど収まりそうなBESTな場所がありました
このSPは磁石で留めるタイプなので受けの金属板は強力両面テープにて車体に固定し50/1200MHz用にしています
このSPはTRIOブランドで古いですがとてもコンパクトで聞きやすい音が出ることで有名
【KENWOOD SP-41】
SP-40の後継機種でKENWOODロゴになりました
聞きやすさは折り紙付きです
付属ステーを使って取り付けれる場所がないので木材に取り付けての置き型仕様です 木材にも色を塗って家具調仕立てにしたら見栄えも良くなりました
木材裏の四隅にゴム足を付けてあるので動かず安定しています
主に430MHz用です
予備用
車内スピーカー
【ADONIS MEMO SPEAKER MS-10】
昔の製品ですがサンバイザーへ括り付けて取り付けます これだけでも良いアイディアですが加えて相手局のCALLを空欄にメモすることもできる代物です
バイザー取り付け用なのでスピーカーも薄型です
ハンドマイク
マイクコードは助手席シート下に出てくるように配線しました 運転席シートとの間がウォークスルータイプで余裕があるため楽にマイクオペレートもできます
モジュラー差込口とマイク掛けは強力両面テープで留めています
モービルANT
【COMET FS74B(M)】
珍しいANTで430/1200MHz対応です
全長 560mmとコンパクト （M型接栓）
品番検索しても国内ではヒットしないので主に海外向け製品かもしれません
車体色とＡＮＴを黒で統一しています
作業工具
【内張りはがし器】
内装の内張りにはほとんど�茲領韻甼颪�使われており力の加え方を誤ると変形してしまうため予備を用意しておきます
�蕕里茲Δ福屬呂�し工具」を使用すると作業も楽です
取付完了！
取付場所を考えながらの作業になるので思った以上に時間はかかりました
車内での配線ケーブルは全て見えなくするという自己ポリシーに基づきなんとか無事完成できました
7人乗りの大きな車ですがリグ本体の収納スペースは運転席シート下しかありません 助手席下は既にCDチェンジャーが入ってるし運転席下からも後ろの2ndシート足元用にエアコンの噴出口があるため回避した場所に設置するにはこの本体サイズまでが限界です
