★☆ 収縮ポールの2段化活用 ☆★


2段化にて地上高UP!

 

 【2段化ポール計画】

HF帯の移動はDPにての7MHz or 3,5MHz運用となり今までの地上高でも満足はしていましたが10m近い給電点にすればより飛びも受けもよくなるだろうと期待を込めて2段化ポール計画を実行しました

最初から10m近いマストは値が張ることと常時車載しておくには荷台スペースに無理があるので継ぎ足す2段方式にしました

3段式収縮ポール

 

 【ベースポールと継ぎ足しポール】

ともに3段式の収縮ポール
● 組立全長:5,4m + 4,0m = 9,4m(6段)
● パイプ径:25φ〜45φ

3段式収縮ポール

 【上部継足し用 収縮ポール】

上の収縮ポールに継ぎ足す収縮ポールです 
このポール自体は4mなので合計9,4mのANTポールにすることができます

上部から 25φ⇒ 28φ ⇒ 32φの順

● 重量:1,1kg

接続部異径ジョイント

 

 

  【異径ジョイント】

接続には32φ⇔38φ異径ジョイントを使います

長さ : 300mm

今後ネジを蝶ネジタイプに取替えることで作業時間の短縮を考えてます

 

 上部ポールの様子

普段はこの状態で車載しています

少しでも設営/撤去時間短縮のため継ぎ足し部とジョイント部は最初から固定しておいてベースポールを入れるだけの状態にしてあります

 

設営完了

 

  【設営後の様子】

さすがに9,4mとなると長い!

7MHz用DPのエレメント先端が地面に少し着く程度まで上がりました

5,4m時と比較してSWRの変化も僅かだったのでバンド内は全てOKです

これで3,5MHzギボシエレメントを繋いでフルサイズ化した時の両エレメント先端の地上高も稼げます

マスト中央部分に映ってるのが接続したジョイント部分です

 

 

 ジョイント接続部
 
ZOOM IN

上下とも150mmづつ異径ジョイントに入ってます

 見上げた様子

 

一番先端は25φと細くなるため左右同じ張力でDPエレメントを張らないと先端マストが傾いてしまいます

Double Bazooka

MAX9,4mまでは可能だが、7MHz専用Double Bazookaの場合、DPより重量があるため一番先端のポールまで伸ばすと細くなることで、ふらつきが出ることもありTOPを1段低くした8m仕様が実質上の最高長となります

 

  【ポール高によるANT線の概略図】

7MHz Full Size Dipole ANTのエレメント線はポールの高さが変わることで計算上このような数値と張り方になります 末端の赤ラインは10mステーワーヤーです

9,4mポールにした時の左右エレメント間の開き角度は約120度となります