★☆ KENWOOD TM-841S メンテナンス ☆★


KENWOOD
TM-841S

いつも車載してお世話になってる無線機です
今回の目的はリチウム電池の交換とボタン裏側のスポンジ交換です

5年前に両方交換しましたが内部時計やカレンダー表示がリセットされるなどの症状が出てきたため実行しました

リチウム電池交換
(時計・カレンダー用)

セパレート裏のパネルを外すとすぐわかります
KENWOODサービスで純正品を購入(\300)します

この電池があるのはTM-741、841ラインだけで941は無いようです 空きバンドがある機種の時計/カレンダー用電池のためで周波数メモリー及び各種設定等のBack UP リチウムはRig本体に別にあり大きさも全く異なります

交換前

定格3Vの電池電圧を計ると「0.321V」まで下がってました

ここまで減ってやっとおかしな症状が時々出るくらいなのですごく粘ってくれました

交換後

「3.25V」になりました

これでまた5年くらいは使えそうです(^^ゞ

スポンジ劣化

ボタン裏側のスポンジも変色しベトッとしてます
製造から15年以上経っており5年前に交換しててもこの有様なので一度も変えてなかったらボロボロでボタンが抜け落ちる原因にもなってきます

この状態ではまだ抜け落ちるまでは行ってません

掃除&洗浄

根気よく取り去った後に住居用洗剤を若干薄めて水洗いしました

乾かす時間短縮のためエアスプレーで細部の水気を吹き飛ばした後にドライヤーで完全に仕上げます

 スポンジ交換

所々に固定穴が空いてるので合わせるだけです
たかが薄いスポンジですがKENWOODサービスで純正品セットを \1.000で購入しなければなりません

電球切れ!!

一通りの作業が終わったので組み戻してTESTすると・・・・・・・・。。。 LCDの3バンド中の2バンドのバックライトが暗いではないか!!外すまでは点いてたのに。。
全部で6発の6V電球が入っていてそれぞれ2発づつがペアになってる関係で片方が切れれば正常な方も点かない設計になっている 結局6発中2発が球切れでした また作業するのは面倒なので今回はケチらず6発全部交換しました
この電球は純正品で1個 \300です(6発で \1.800)

Back up電池交換
(メモリーCH用)

本体側に付いているメモリー周波数保持用のバックアップ電池も交換しました 毎回ハンダ作業が必要な純正電池からどうせならと「ソケット式」に変更したので今後の電池交換作業は楽になります
電池はコンビニでも入手可能なCR2032(3V)
ソケットは1個50円で入手可能です

作業完了

リチウム電池、スポンジ、バックライト電球一式、バックアップ電池を交換することになりました(^^ゞ

ここまでの部品代金は \3.150です

これらは消耗品なので一通り在庫を持っておいた方がいざという時に便利かもしれません
これで気持ち良く使えそうです!

このRigには50MHz(50W)ユニットを組み込んでいます