★☆ BIBLE BOOK ☆★


1990年代頃はこのような「トランシーバ改造本」がよく出版されてました。元々の走りは月刊ラジオライフや月刊アクションバンドの中の記事に掲載されていたものを、こうやってまとめ合わせて年度ごとに出てました。中もメーカー別や周波数帯別で区分けされて大変見易いものです。
90年代以前のものは比較的規制が甘かったので、簡単に送受信改造が出来てしまいましたが次第に「Jマーク」規制により強制的に送信改造ができない仕様に統一され、改造は受信改造のみになってきました。
これらの改造本はその改造ポイントを細かく記載してあるので当時は「持ってて安心この一冊!」の存在であった。
受信改造も初めの頃はどうぞこのリード線を切断してくださいといわんばかりに不自然に長い緑色コード(KENWOOD)が備えられたものや、テンキー入力によるコマンド改造という簡単なものだったが、さすがにお国の指導強化方針によって改造ポイントは基板のチップ抵抗を外したりダイオードを追加したりという手間がかかるように変化してきました。
しかし今から思えば当時は各社から無線機が豊富にラインナップされ無線業界も勢いのある時代でした。コールサインが進むのも早かった!

「改造本」には所持しているほとんどの無線機の情報が掲載されてます。また、改造ではなくどの周波数帯にはどんな無線機がラインナップされているのか、他アンテナからアクセサリー製品までの「情報本」も各種出版されており全製品が網羅されていました。
アマチュア無線機器総合カタログはこの’94年版が最終になりました。当時はネットやHP検索もできないのでこういうカタログ本が情報源です。その後’95年版がなかなか発売されないので出版社に問い合わせたら廃盤とのことでした。

 
 

他にも色々な本が発売されていましたが、タイトルに「アマチュア無線」と付くものはほとんど目を通してたか購入していました。
アクションバンドよりラジオライフ派で90年代から’02くらいまでは毎月欠かさずに購読し続けましたが、次第に知ってるとすごいネタ情報から変なエロ路線に変わっていった頃から読まなくなりました。ちょうど無線⇒携帯への変遷期だったから、無線的なネタも少なくなってきたせいかもしれません。
しかしながら、アマチュア無線は永遠の「King of bobby」ですね☆(^.^)ノ